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よく聞く花粉症とはアレルギー性鼻炎の一種です。
特に植物の花粉が原因となって、くしゃみや鼻水・鼻づまり・目のかゆみなどの症状を引き起こします。
春先の杉やヒノキ等による花粉症についてよく聞かれますが、アレルギーを引き起こす植物は杉やヒノキ以外にもブタクサやイネ、ヨモギ等たくさんあります。
~毎年1月頃から飲み始めると効果的です~
花粉症の内服治療は眠くなるから困ると、お悩みの方も多いと思います。
医療機関で処方されるお薬の中には、眠くならない花粉症のお薬もあります。
以前から使われていた花粉症のお薬は第一世代抗ヒスタミン薬といわれ、鼻炎の風邪薬の成分によりクシャミや鼻水を止めますが、代わりに眠気をもよおし、口が乾き、緑内障や前立腺肥大のある方には使えないというものでした。
(市販薬の多くは第一世代抗ヒスタミン薬です)
新しい第二世代抗ヒスタミン薬は抗アレルギー薬とも呼ばれていて、上記のような副作用を軽減し、ほとんど眠気が出ないという特徴があります。
普段お仕事や家事、学業などでお忙しい方も安心して服用頂けます。
花粉症の局所スプレーも効果があります。
効果が高くまた副作用も少ないため、花粉症状が強く出る患者様や鼻づまりが強い患者様には、上記の内服薬に加えて局所スプレーの併用もお勧め致します。
局所スプレーは、使用量がごく微量で体にも吸収されにくいため、安心して使用して頂けます。
~マスクやメガネを着用しましょう~
単純ですが、マスクやメガネは花粉から守ってくれます。
ある意味でもっとも効果があるといえます。
水泳のゴーグルのように顔の周囲を覆うタイプが特に有効ですが、普通のメガネでも半数以上の花粉をブロックしてくれます。
尚、普段コンタクトレンズを使っている方も、花粉症時期はできるだけメガネを使った方がいいと思います。
コンタクトレンズをつけている刺激がアレルギー症状を悪化させるからです。
~洗濯物は屋内に干す~
花粉の飛散が多い日は、洗濯物を屋外に干すのを避け、屋内に干しましょう。
尚、やむを得ず外に干した洗濯物は、花粉をよく払ってから取り込みましょう。